【久留米DIYリノベカレッジレポート】~家具づくり編~

いよいよ久留米DIYリノベカレッジは佳境を迎えており、先日プランの重要なポイントとなる
「家具づくり」ワークショップをおこないました。

この日の講師は、大川の家具工房で創作家具を学んだデザインナーの田中さん。
職人シェアオフィスBASEのメンバーで、マルチに活躍する若手職人さんです!

まずはじめに、パースにて各部の名称を教わり、家具の完成イメージをみんなで共有します。
針葉樹合板でつくる本体と、集成材でつくるBOX。

本体にBOXが収納できる仕組みですが、それぞれを個別に使うことも可能。
ライフスタイルに応じて可変できるデザインです。
統一感はもたせつつも違う材をセレクト。さすが、いい感じです!

BOXは合計6個を製作。
作業量が多いので、チームに分かれて効率的に進めていきます。
まずは鉛筆で印を付ける「墨付け」を。ちなみに、集成材に表裏はないのだそうです!

ボンドを塗る幅、ビスを打つ箇所に印を打ちます。
これを間違えたら大変なことになるので、板の向きや計算を慎重に…。

続いて、①下穴→ ②ダボキリ→ ③接着→ ④ビス打ち→ ⑤ダボ埋めの順で作業を進めます。

久々に使うインパクトドライバー。
DIY女子のはずなのに、しばらく使わないうちに下手くそになっていました(涙)

先生いわく家具づくりには繊細な指の感覚が大事なので、基本軍手はしないそうで。
それならばと、みんな素手でいくことに。ただし怪我をしないように!!

組み立てまでできたら、仕上げは研磨。
ささくれや角で怪我をしないように、表面を滑らかに整えます。

木目に逆らったり力を入れすぎると傷や凹みになってしまうので、木目に沿ってやさしく丁寧に。
角はサンドペーパー(やすり)で、面はサンダーという専用の工具を使います。
サンダーは私も初体験!粉で身体が真っ白白になります(笑)

そして、完成したBOXがこちら↓↓

DIYとは思えない美しい仕上がりです!すでに愛着がむくむくと…。

お昼休憩を挟み、午後からは2チームに分かれて本体づくり。
総力戦で大物に挑みます!

針葉樹合板には表裏があるので、上下や前後を間違わないように、図面と向き合いみんな真剣。

形ができてくるにつれて、期待感も徐々に高まります!

きりのいいところで、小休憩のおやつタイム。
先ほどつくったBOXがなんとおやつテーブルにぴったり。

と思うのもそのはず、元々このように立ててテーブルとして使うことを想定していたそうです。
みんなでつくったものをみんなで一番に使う、贅沢です!
さっきまでの真剣な表情が緩み、ホッと一息しばし談笑のとき。

さて、糖分補給で元気復活!
美しい仕上がりを目指し、みんなでラストスパートです!

本体の一つには、可動しやすいようにキャスターを取り付け。

そして、、、無事に完成ー!!
頼りになる先生と最高のチームワークで、立派な家具ができました!

最後は家具と一緒に、お決まりの集合写真で締めくくり。

これにて、当初予定していた久留米DIYリノベカレッジの講義は一旦終了しました。
ですが、実は年明けに追加のワークショップを計画中です…!
進捗はまたレポートにてご報告させていただきますので、どうぞお楽しみに^^

それではみなさま、よいお年をお迎えください。
来年も引き続きよろしくお願いいたします!

スペースRデザイン 前田

前田由季子

興味のあるくらしの分野: パン・食・健康・ランニング・自然

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